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2019.08.06

2019年度 第1回カッティングエッジ レポート

大学や研究機関、企業の研究者が進める研究内容や、研究が目指す将来像などを紹介する「カッティングエッジ」を今年度も開催します。今年度の第1回は、今春「けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)」内にオープンした「けいはんなロボット技術センター」を会場に、人工知能やロボットをテーマにした講演と、ドローンやROS対応走行ロボットのデモンストレーションなどを行いました。

プログラム、講演者プロフィールはこちら

開発者に聞く ~AI・ロボット研究のトピックス~

【講演1】人工知能のこれまでとこれから~人間とロボットが共存するために~(同志社大学 土屋 誠司 教授)
最初に人工知能開発の歴史を振り返り、ブームとその終焉を繰り返しながら進んできた道を俯瞰しました。次に、現在の人工知能が扱い易いもの、扱い難いものについて整理をした上で、フレーム問題、大量な学習データ準備の必要性等の人工知能の最近の課題についての説明がありました。今後、人工知能ができることは増える方向ですが、一方で、そのような状況では、改めて「そもそも人間とは何か」といったAIと人間性との関係が重要になることを問いかけ、講演を締めくくられました。

【講演2】株式会社T-ROBOのロボット開発について(株式会社 T-ROBO 林 弘幸 代表取締役社長)
T-ROBO社がこれまで取り組まれた製品の紹介や、工場のプロセス改善に取り組まれた事例の紹介、また災害復旧支援や点検業務等へのドローンの幅広い応用分野への可能性について紹介されました。

【けいはんな研究シーズ発表会】
同志社大学から5件のポスター発表を行いました。各発表を多数の方が見学され、発表者と熱心な質疑応答が行われました。

【けいはんなロボット技術センター デモンストレーション】
ロボット技術センターの紹介の後、搬送ロボットやドローンを実際に動かしてのデモンストレーションで、見学者から高い関心を集めました。

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