#28 多言語音声翻訳技術
~言語の壁のない世界~

機関名: 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
     先進的音声翻訳研究開発推進センター 企画室
連絡先: ict[at]khn.nict.go.jp

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シーズ技術・製品の概要
様々な会話を高精度に翻訳できる多言語音声翻訳システムにより世界の「言葉の壁」をなくし、世界中の誰もが国境を越えて自由に交流する社会を本技術によって実現する。

本テーマを始めたきっかけ、研究者の想い
総務省が推進している「グローバルコミュニケーション計画」に基づき、多言語音声翻訳システムを世界に先駆けて社会実装して、外国人観光客への交通機関・ショッピング施設・観光地での対応や医療機関での会話の支援、多言語での災害情報の配信など、「世界で一番言葉の壁を感じない」国を実現し、日本の価値と魅力を高めていきたいと考えています。

これまでの実績・参考情報
● 出展・論文・特許多数。詳細は以下をご覧ください。
・先進的音声翻訳研究開発推進センター・各研究室Webサイト
 https://astrec.nict.go.jp/
・NICT発表論文一覧
 https://www.nict.go.jp/outcome/papers/index.html
・NICT登録特許情報の一覧
 https://www.nict.go.jp/out-promotion/intellectual-property/trans_patent_new.html

NICTの陰性翻訳技術の性能は、研究用アプリ「VoiceTra」でお試しいただけます。 31言語間の翻訳が可能! 多言語音声翻訳アプリ「ボイストラ」 入力音声の言語識別技術 話された言語が何語かを自動判別 短い発話(1.5秒程度)に対応 8言語(日、英、中、韓、タイ、ミャンマー、ベトナム、インドネシア)対応 90%以上の精度で識別 言語識別に要する計算時間は0.15秒 音声認識 音声を文字に変換 機械翻訳 日本語を英語に翻訳 音声合成 文字を音声に変換 深層学習 日本語の音声・文字コーパス 日本語と英語の対訳コーパス 英語の音声コーパス サーバ内の処理


【Tech Structure】
Tech Structureについての説明はこちら

「言葉の壁」をなくし、誰もが自由に交流できる 話し手の言葉を聞き手に伝える 音声情報から言語を識別する(何語かを識別する) 音声情報を文字情報に変換する 文字情報を翻訳する 文字情報を音声情報に変換する 多言語音声翻訳技術 言語識別 音声認識 機械翻訳 音声合成

共同研究開発や連携に関する条件、メッセージ

NICTの多言語音声翻訳技術は、様々な民間製品・サービスに活用されています。多言語対応が必要な製品やアプリを開発している方は、ぜひ本技術の活用を検討下さい。

※参考:NICTの多言語音声翻訳技術を活用した民間の製品・サービス事例
https://gcp.nict.go.jp/news/products_and_services_GCP.pdf

国立研究開発法人情報通信研究機構 先進的音声翻訳研究開発推進センター について
【組織概要】
世界の「言葉の壁」をなくし、グローバルで自由な交流を実現することを目標として、多言語音声翻訳技術の研究開発と産学官の連携による社会実装を推進します。
【住所】京都府相楽郡精華町光台3-5
【URL】https://astrec.nict.go.jp/

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