#4 無意識の感情を脳科学で捉える
~非言語コミュニケーションの解明~

機関名: 京都大学 こころの未来研究センター
担当者: 佐藤 弥
連絡先: kensyu[at]kyodai-original.co.jp
 
※お問い合わせの際は、京大オリジナル株式会社までご連絡ください。

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シーズ技術・製品の概要
人の無意識領域に関して着目し、研究をしています。従来は心理学的アプローチが主流でしたが、脳科学的アプローチを統合することで、無意識に関してより科学的に解明できるようになってきました。基礎研究の領域ですが、無意識のメカニズムを解明することで、非言語コミュニケーションの解明につながります。

本テーマを始めたきっかけ、研究者の想い
人の心には、無意識が存在し、この無意識を科学的に調べてみたいというのが研究を始めたきっかけです。無意識を科学的に解明することで非言語コミュニケーションの解明にもつながると考えています。

これまでの実績・参考情報
● 論文:Sato et al. (2017) 「Direction of amygdala–neocortex interaction during dynamic facial expression processing」 Cerebral Cortex, 27, 1878–1890. 他100本以上.

心を科学的に研究します. いろいろな手法で心理実験します. いろいろな計測手法を用いて脳活動の 時空間ダイナミクスを解明します. 無意識の感情の心理神経モデルを 解明することを目指しています.


【Tech Structure】
Tech Structureについての説明はこちら

人は非言語コミュニケーションをどのようにしているかを解き明かす 聞き手が無意識に感じていることを解き明かす 心理学的アプローチ 脳科学的アプローチ 表情を測りたい 脳の活動を測りたい 無意識の感情メカニズムの解明 アンケート 画像センサ 筋電位センサ ニューラルネットワーク MRI・FMI

 ※1 コミュニケーションの発信者(本人)の無意識感情を解明するのは難しい。
 ※2 心理学的アプローチだけでは、不十分である。
 ※3 画像センサ・筋電位センサ・ニューラルネットワークのすべてを統合して解析している。
 ※4 FMIで脳の活動を調べ、MRIで脳の時系列活動を調べている。

共同研究開発や連携に関する条件、メッセージ

心/脳の科学的研究を通して,みんなが驚き世の中に役立つ知見を出せればと思います.

京都大学 こころの未来研究センター について
【組織概要】
単にこころの様々な面を研究するにとどまらず、未来社会における、こころのあり方や生き方についてのヴィジョンを模索し、提供していこうというものです。
【住所】京都市左京区吉田下阿達町46
【URL】http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/

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