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2017.06.28

第3回けいはんなRC異分野交流セミナー『ロボット技術で進化する未来』開催レポート

2017年4月26日、ATRにおいて、ロボット研究の最前線で活躍するATR港研究員を講師に迎え、今ある技術/今不足している技術について発信。参加者は、アンドロイドロボットとの対話を体験し、分野を超えた自由闊達なディスカッションを繰り広げました。

プログラム、講演者プロフィールはこちら

■Session 1  アンドロイドロボットERICAとの対話デモ

自然な対話の実現を目指す自律型アンドロイド「ERICA」 との対話デモから、視線・まばたき・表情・しぐさ・会話のリズムやテンポをリアルに体感した参加者が、新鮮な驚きとともに現在の技術と課題への理解を深めました。

■Session 2  講演「人と自然に関わるロボットの技術」

・人が人型ロボットと語り合いたいと考えるテーマとは?
・人型ロボットが果たしうる社会的な役割とは?

など、講師が研究の現場から得た知見とともに、人と自然に関わるロボットの技術として現在使用している、皮膚素材・運動機構・アクチュエータ制御・触覚センサ・視聴覚センサ・音声認識・対話生成の特徴と実用例、今後の展望について分かりやすく解説を行いました。

■Session 3  質疑応答

・エンターテイメントへの活用は?・キャラクターの設定方法は?
・対話テンポのコントロールは?・外国人に好まれる話題は?
・相手の内面状態に応じた対話を可能にするには?

など、ロボットを専門としない参加者からの質問に、講師をはじめ、この分野の技術者・研究者が解説を行うことによって、ロボットを通して人間の特性への理解を深めながら、新しい技術によるアンドロイドの進化で広がる未来像を自由に発想しあう場となりました。

■今後の展開

「ERICA」のような最先端の研究シーズとの距離が近いことがけいはんなの特長です。この特長を活かし、引き続き、けいはんなの各機関から多様な技術シーズの発信をリレーしていきます。ご期待下さい。

 

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