2020.01.06
KGAP+ Batch2 DemoDay&展示レポート
12月17日と18日、グランフロント大阪で開催された「イノベーションストリームKANSAI」において、KGAP+ Batch2参加企業11社によるDemo Dayならびに展示を開催しました。その様子をお届けします。
KGAP+は、けいはんなRCが連携する世界のグローバル拠点と日本国内から選ばれたスタートアップが、けいはんな学研都市の強みである実証実験都市機能を活用してPoCやパイロットテストを日本の大手企業等と協業して実施することをゴールとしたプログラム。7月~9月に実施した第一シリーズ(Batch1)に10社が、9月~12月に実施した第二シリーズ(Batch2)に11社が参加しました。
今回のBatch2には、アメリカ、カナダ、スペイン、イスラエル、日本の各国から、HealthCare、AI、Robotics、VR、3D Scan、BrainTech、Security、Office Collaborationといった様々な技術を持った企業がそれぞれのビジネスの拡大を目指して参加。9月30日から10月4日の第一週「KGAP+ Week」で足掛かりを得て進めてきたPoCやパイロットテストの成果を発表するために再集結しました。
<Demo Day(17日)>
17日に3時間にわたり行われたDemo Dayの会場は、106名ものオーディエンスで満杯。11社は会社設立前のプロジェクトもあれば収益を上げて何年もたつ企業もありますが、それぞれのチャレンジと成果を盛り込みピッチに挑みました。大手企業等とPoC/パイロットテストの話が進んだ企業とそうでない企業があるものの、オンライン(一部オフライン)によるメンタリングやセミナーを経てビジネスプランが格段に研ぎ澄まされたりBatch1参加企業とのPoCを実施する等、全ての企業が成長を遂げたことは堂々としたピッチから明らかです。コメンテーターを務めた8名のメンターからの質問は途切れることがなく、ERA特別プログラムに参加する5社を選出するのがとても難しいものであったことにも表れていました。
<展示(17日、18日)>
展示は、17日と18日の2日間「イノベーションストリームKANSAI」内のブースにて実施となりましたが、他にも大学や企業での新しい技術の展示が行われていたこともあり、新規事業の開拓や新規技術の探索を求めて来られる来場者が多く、KGAP+参加企業の事業、技術に関心を持った方が熱心に話を聴き入る姿があちこちで見られました。
ERA特別プログラムで5社をさらに鍛えKGAP+を卒業した19社をサポートしつつ、私たちもKGAP+を進化させていきます。
<参考記事>