2019.02.14
第9回 けいはんなRC異分野交流セミナー 『近未来創造ワークショップ』 5回シリーズ
2018年12月11日~2019年1月31日、けいはんなRCとオムロン株式会社(京阪奈イノベーションセンタ)が協力して近隣生活者の皆様と共に事業アイデアにつなげる近未来社会のコンセプトを創出するワークショップを5回シリーズで開催。ファシリテーターに、企業・大学・地域・行政とともに多様な協働事業をプロデュースされている、りそな総合研究所 藤原 明氏を迎えました。
「農」をキーワードとした事業アイデアを募るオムロン社が「農を媒体とした生活文化の再構築により生きがい溢れる近未来社会を創ろう」というスローガンを掲げ、介護や農の分野の従事者・学生・研究者を中心に参加者を募り開催しました。
ファシリテーターのプロフィールはこちら
https://keihanna-rc.jp/events/event/181211-190131/
日時:2018年12月11日(火)19:00-21:15
会場:オムロン株式会社 京阪奈イノベーションセンタ
初回のグループワークでは、次の5点を行いました。
1. 参加者間で自己紹介
2. 互いの自己紹介から得られた「気づき」をメモ
3. メモした「気づき」を共有
4. メモした「気づき」を分類
5. グループごとに発表
日時:2018年12月27日(金)19:00-21:15
会場:オムロン株式会社 京阪奈イノベーションセンタ
第2回のグループワークでは、次の3点を行いました。
1. 「あるべき姿」と「現状」とその「差」を書き出す
2. 「差=課題」を分類して共有
3. 課題への「取組み」を挙げ、限界やネック、工夫を議論
↓
① 課題数 ② 課題に対する取り組み数
③ 参加者の発言 ④ 課題の相関関係
の4軸で「テーマ」の候補群を確認しました。
日時:2019年1月8日(火)19:00-21:15
会場:オムロン株式会社 京阪奈イノベーションセンタ
第3回グループワークでは、次の3点の手順で、課題解決の方法(やるべきこと)を明確にしました。
1. テーマについて「あるべき姿」と「現状」とその「差」を書き出す
2. テーマについての「課題」を分類して共有
3. テーマについての課題への「取組み」を挙げ、限界やネック、工夫を議論
↓
① 課題要素数 ② 課題に対する取り組み数 ③ メンバーの発言 ④ 課題の相関関係
の4軸で「課題」を絞り込みました。
日時:2019年1月15日(火)19:00-21:15
会場:オムロン株式会社 京阪奈イノベーションセンタ
第4回グループワークでは、次の3点の手順で、事業案の検討と発表を行いました。
1.事業案の検討
① 「想定される協働先」を検討
② 「想定される協働先の組み合わせ」を検討
③ 対象地域の検討
④ 事業開始時期の検討
2.協働先の強みを分類
3.強み要素を組合わせた事業案をまとめ、発表
強み要素を組合わせた事業案を共有し、グループとしての事業案をまとめて事業案名を決めた後、グループごとに発表しました。
日時:2019年1月31日(木)19:00-21:15
会場:オムロン株式会社 京阪奈イノベーションセンタ
第5回グループワークでは、次の4点の手順で、事業案のプレゼンと投票を行いました。
1. 事業案 発表前の打合せ
2. 各グループのポイントまとめ
3. 各グループの事業案発表
4. 発表への投票
ワークショップで創出されたアイデアは、オムロン社内で検討され、「農」の機能をもつ企業とのコラボレーションで事業プロジェクト化へのプロセスに進んでいます。RC のファシリテート力を使って企業の事業プロジェクト創出を目指す初めての例となりました。