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2018.01.29

第6回けいはんなRC異分野交流セミナー『ロボット・脳・AIから見通す未来』

2017年11月08日、ATRにおいて 最新のロボティクスと脳に根差すAIの融合について、脳科学の専門家から研究最前線の紹介と産業応用への道筋について示唆するセミナーを開催しました。

プログラム、講演者プロフィールはこちら

■Session 1 講演45分×3名・総括30分
[講演1][講演2][講演3]にて、脳・人工知能・ロボット分野の最前線で活躍する国内外の研究者3名が、ロボットと脳に根差すAIの融合研究の”今”を紹介する講演を行いました。これらの分野から生まれる技術の産業応用、未来への構想への[総括]として、今後、人工知能がヒトの能力を凌駕していく可能性、人工知能と脳科学の位置づけ、ヒト・ロボット・人工知能が統合されていく流れなどの見解が述べられました。

 


 

[講演1] 45分(英語) Professor Etienne Burdet (Imperial College London)
Human Robotics

 

[講演2] 45分(英語) Dr. Ganesh Gowrishankar (CNRS-AIST, Human Center Robotics)
Human Centric robots: Developing Machines That Understand Human Behaviours

 

[講演3] 45分(英語) 高木 敦士氏 (東京工業大学 特任准教授)
How Humans Communicate Through Touch

 

[総括]  30分(日本語) 川人 光男氏(ATR脳情報通信総合研究所 所長)
『脳・人工知能・ロボット、産業応用への道筋』

 


 

■Session 2 ポスターセッション および 交流会 60分
講演後の研究者らとの交流会では、初めてRCイベントに参加した金融分野の関係者等が研究者・参加者・運営事務局と意見交換を行いました。

「リハビリへの応用にヒントを得た」「Sports robotics分野の発見に期待する」「Behavioral Artificial Intelligenceのコンセプトと具体例が勉強になった」などの感想が参加者から寄せられ、脳・人工知能・ロボットという最先端分野における事業シーズや産業応用への方向を探る姿勢が窺えるセミナーとなりました。

今後も、最先端分野の現場から定期的な発信を行い、異分野間の交流を通して新たな事業のヒントや協創のアイデア生み出されるセミナーを開催してまいります。

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