20世紀後期に「科学技術立国」として世界を牽引した日本の科学とハイテク産業は、21世紀に入って突然凋落を始めました。経済の停滞にとどまらず、社会への大打撃を招きかねないイノベーションの喪失。いったい何が起きたのでしょう?
		
		今回、著名なイノベーション理論研究者であられる京都大学 山口栄一教授をお迎えし、その原因が科学技術イノベーション政策の失敗にあったこと、科学の発見からイノベーションが生まれる原理、日本の科学とイノベーション復興に向けた具体的な処方箋を示していただきます。
		
		また、イノベーション・ソムリエの不在とイノベーターの欠如を論じ、イノベーション生態系をどう再生させるかを提示いただきます。
	
	
 
       
              
        
      
        | 開催日時 | 2019年09月19日(木) 14:00 - 15:00 | 
      
        | 場所 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)京都府相楽郡精華町光台2丁目2-2
 https://www.atr.jp/map_etc/access_j.html
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        | プログラム | 
13:30-14:00 開場・受付 
14:00-14:05– けいはんなRCご挨拶鈴木 博之氏 (ATR代表取締役専務・けいはんなRC戦略ディレクタ・イノベーションハブ推進リーダ) 
14:05-15:00– 講演:「イノベーションと科学の同時危機-日本沈没を救う方法を考える」山口 栄一氏(京都大学大学院教授) | 
      
        | 登壇者プロフィール |  1955年:福岡市生まれ。 1977年:東京大学理学部物理学科卒業。
 1979年:同大学院理学系研究科物理学専攻修士修了、理学博士(東京大学)。
 1998年まで、NTT基礎研究所主幹研究員。その間、アメリカ・ノートルダム大学客員研究員として、1984年より1年間、アメリカ・サウスベンドに在住。さらにフランスIMRA Europe 招聘研究員として、1993年より5年間、南仏ソフィアアンティポリスに在住。
 2003年まで、21世紀政策研究所研究主幹。
 2014年まで、同志社大学大学院教授、その間、2009年まで英国ケンブリッジ大学クレアホール客員フェロー。
 2014年より現職。5社のベンチャー企業を創業。
 著書に『Innovation Crisis: Successes, Pitfalls, and Solutions in Japan』(Pan Stanford Publishing 2019年)、『イノベーションはなぜ途絶えたか―科学立国日本の危機』 (ちくま新書 2016年)、『物理学者の墓を訪ねる―ひらめきの秘密を求めて』(日経BP 2017年)、『イノベーション政策の科学―SBIRの評価と未来産業の創造』(共著、東大出版会 2015年)、『死ぬまでに学びたい5つの物理学』(筑摩選書、2014年)、『イノベーション 破壊と共鳴』 (NTT出版、2006年)など。
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        | 参加費 | 無料 | 
      
        | 対象 | 一般 | 
      
        | 参加資格・条件 | 特に無し | 
      
        | 申込締切 | 2019年09月18日  17:00 | 
      
        | 定員 | 50名 | 
    
    
    
        参加にあたっての注意事項
    ・イベント後の情報発信のため写真・動画を撮影します。また、メディアの取材を受けることがあります。これらの写真・動画に参加者の肖像等が映り込む可能性に同意した上で、ご参加ください。
        
        
      
        | 主催 | 主催:けいはんなリサーチコンプレックス 「けいはんなリサーチコンプレックス」は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム」の実施拠点です。 | 
            
        | 事務局 | 
            (株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)事業開発室E-mail:rc-atr@atr.jpTEL:0774-95-1485 |