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第9回「大学リレーセミナー」(協力)2017.08.31

(公財)京都産業21では、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)におきまして、入居企業、けいはんな学研都市に立地する研究機関や企業、支援機関の方々にも参加していただき、研究内容や事業内容などの事例紹介、外部講師による話題提供などの相互交流の場づくりを進めています。その一環として、この度、“スマートカルチャー&エデュケーション”をテーマとする第9回大学リレーセミナーを開催いたします。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

このイベントはけいはんなリサーチコンプレックスの協力イベントです。

開催日時 2017年09月13日(水) 18:00 - 20:00
プログラム

●第1部「学融的な人間科学の構築と科学的根拠に基づく対人援助の再編成」
立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)は、持続可能な社会形成のために解決しなければならない課題に焦点を絞り、教育・研究を通じて社会貢献していくために2008年4月に設立されました。本講演では、「若者が夢を持てる社会の形成と新しい文化の創造」を目指す研究プログラムにおいて、2016年度から進めている発達研究プロジェクトについて紹介します。
誕生前から老年期までの人間発達をシームレスに捉え、行動発達学、神経科学、ナラティブ心理学、地域社会学等の学融的な研究によって、この少子高齢化社会に各世代が抱える課題について科学的根拠に基づいた対人援助を実現していくことを目指し研究を進めています。

講師:矢藤 優子 先生 (立命館大学 総合心理学部総合心理学科 教授)

●第2部「生理学的手法を用いて,教育を科学的に考える」
近年、学校教育において、科学的根拠に基づいた(Evidence-based)教育の重要性が国際的に高まりつつあります。こうした教育の実現には、学習時と指導時における思考を可視化する客観的なデータが必要となり、脳活動計測や視線計測などの生理学的手法は有用性の高い手法となることが期待できます。本講演では、教育における生理学的アプローチの現状について紹介し、学習や指導を想定して脳活動計測や視線計測を行った実験結果を報告します。学ぶ過程と教える過程における主観的な思考を、客観的・科学的に考える機会にしたいと思います。

講師:岡本 尚子 先生 (立命館大学 産業社会学部現代社会学科 准教授)

 

いずれも、お話 40分、意見交換 20分を予定

申込締切 2017年09月08日