KGAP+(Keihanna Global Acceleration Program Plus)の第6期成果報告会を国際イノベーション会議「Hack Osaka」と連携して開催します。
11月16日にスタートした第6期プログラムに参加した8カ国16社は、メンタリング、お披露目イベント、日本企業等へのアプローチ、PoC・協業の提案に、オンライン実施の難しさを抱えながらも精一杯取り組んできました。フィナーレとなるデモデイでは、成果や学びを発表するとともに、新たなパートナー・顧客を求めて世界各地からライブで熱くピッチします。
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開催日時 |
2022年02月17日(木) 10:00 - 18:50 |
場所 |
オンライン開催(Zoom)
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プログラム |
■ セッション1
10:00 セッション1開会ご挨拶
10:05 けいはんなグローバルイノベーションエコシステムのご紹介
ATR 代表取締役専務・事業開発室長 鈴木 博之
10:15 KGAP+ Batch 6 スタートアップのピッチ
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- ThisFish(カナダ)
水産物の漁獲量を追跡するソフトウェアを開発。 日本の「eZo Kitchen Hokkaido」と提携(動画:日本の水産加工業者におけるトレーサビリティの実現)。
[水産加工DX]
- Dyze Design(カナダ)
3Dプリンターの心臓部となる重要な部品を開発。主にホットエンド、エクストルーダー、センサー、その他の種類のアクセサリーで、原材料の供給と蒸着を制御し、3Dプリンターの信頼性や使い勝手を向上させる。材料の押し出しを原理とするプリンタの押し出しシステムを提供するリーディングサプライヤーとして、3Dプリンタの「インテル・インサイド」を目指す。
[3Dプリント、製造]
- Duraflex Solutions(カナダ)
土壌の安定化やコンクリートの改質に使用できるセメント混和剤を開発。完全に天然の鉱物質で構成され、塩化物をほとんど含まない第4世代の独自の結晶技術。セメントが割れずに水和する方法を変え、セメントと組み合わせることで、ソイルセメント用途でも構造用コンクリートでも、高い引張強度と曲げ強度を示す完全な不浸透性構造を作り出す。環境に優しいだけでなく、従来の建設機械を使い施工可能な建設資材。
[建設]
- ギガモスラ(日本)
「次世代養蚕」と称する新技術開発で養蚕の工業化に取り組む。個々の要素技術は確保しており、統合・システム化のPoCの後、大規模化・商用化フェーズではENEOSと協業し(臨海コンビナートの遊休資産・廃熱等の活用)、システムのポテンシャルを最大限に引出し、超高効率化を図る。見据えるのは、カーボン・繊維・昆虫たんぱく質・バイオ医薬品の各市場。
[養蚕業]
- アイ・ロボティクス(日本)
マイクロ・ドローンの高度運用技術やスパイダー型ロボに代表される技術開発力を梃子に、開発から解析、事業化に至るまでワンストップでのインフラメンテナンスDXソリューションを提供できるプロ集団
[ロボティクス/IoT]
- リニアリティ(日本)
モーター、ドライブエレクトロニクス、ブレーキ、位置検出、動力伝達などを含む、エレベーター用のリニアモータードライブ”L-DRIVE “を開発。L-DRIVEは、京都大学の研究室で試作品の検査を受けることができ、エレベータメーカーは短期間でリニアモーターエレベータ(LME)の開発が可能となる。
[リニアモータエレベーター]
- EasyDialog(日本)
誰もが独自のAIボットを構築し、公開することができるフレームワークを提供。同社の製品は、AIやIT、NLPのバックグラウンドを持たない人でも、ボタンをクリックするだけで、すべてのプラットフォームで、多くの言語で、音声ボットやチャットボットを構築可能である。
[AIチャットボット]
- QNu Labs(インド)
大企業が量子安全セキュリティソリューションへの移行を加速させることを支援する量子安全データセキュリティ企業。2016年にインドのバンガロールで設立されたインドで最初で唯一の量子鍵配信企業。IITやMadrasとインキュベートされており、アカデミアと協力して量子安全製品の高度なバージョンの研究を行い、それを取り巻く新しい技術を構築している。
[量子暗号]
11:35 セッション1閉会ご挨拶
■ セッション2
17:00 セッション2開始ご挨拶
17:05 けいはんなグローバルイノベーションエコシステムのご紹介
ATR 代表取締役専務・事業開発室長 鈴木 博之
17:15 大阪のイノベーションエコシステム運動 “Hack Osaka” のご紹介
17:25 KGAP+ Batch 6 スタートアップのピッチ
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- MinionLabs India(インド)
手のひらサイズのエネルギー監査機器であるMinionを開発。自動化を利用して最新のアルゴリズムを学習する機械学習アプローチに基づき、非侵入型のエネルギー管理ソリューションにより、貴重な実用的な洞察を得るためにデータを分析する能力を備え、建物内のすべての家電製品、デバイス、ツールの電源のオン・オフを感知し、予測分析とメンテナンスに関する包括的なレポートを提供。
[エネルギー]
- Deep Learning Robotics(イスラエル)
高度な機械学習アルゴリズムを使用し、人間がタスクを実行しているのを観察することでロボットがタスクを学習し再現することを可能にし、従来のロボットソリューションでは不可能だった自動化の機会を生み出す、ビジョンベースのロボットコントローラを開発。
[ロボット]
- GenCell(イスラエル)
他に比べて10倍の効率で液体アンモニアから水素を抽出することができ、送電網から完全に独立して動作し、必要な場所で電力を生み出すことができるソリューション「ナノ発電所」を開発。
[エネルギー]
- Quuppa(フィンランド)
屋内での位置トラッキングを数センチメートル精度で可能にするリアルタイムシステム。
[センシング]
- KINEXON(ドイツ) 他に類を見ないトラッキング技術により製造業や物流業に正確でリアルタイムな分析をもたらす、精密な位置情報とモーション・センシング・ソリューションを開発。
[センシング]
- OWO(スペイン) 仮想世界に触覚を加えて現実にすることをミッションとし、ビデオゲームを感じたり、アバターと一体になったり、映画の主人公になったり、友人と交流したりするための触覚ベストを開発。視覚や聴覚だけでなく触覚も使うことでメタバースでリアルな身体感覚を提供できる唯一の企業。 [XR]
- AMPHIBIO(英国)
超疎水性の多孔質膜を開発し、人工的な着用可能な人工エラを製作。この技術は他にも応用が可能で、最近では、防水性、通気性、完全なリサイクル性を備えた新しい繊維膜であるAmphitexを発表。 特許出願中で、いくつかの助成金や賞を獲得し、英国の機関からの投資も確保している。
[エコ素材]
- Flomark(英国)
The Flomarkは、簡単に、直感的に、確実に流量を示す新しい病院用点滴。The Flomarkは、シンプルな液面で流量を表示するため、ヒューマンエラーを減らし、看護師の貴重な時間を節約する。 特許出願中で、いくつかの助成金や賞を獲得し、英国の機関からの投資も確保している。
[医療]
18:45 セッション2閉会ご挨拶
※英語で実施します。(通訳なし)
※プログラムは変更になる場合がございます。
※QNu Labsの登壇がSession2からSession1に変更となりました。(2月10日)
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対象 |
一般(特に、スタートアップとの協業、グローバル連携に関心がある方) |
申込締切 |
2022年02月17日 18:50 |
参加にあたっての注意事項
・お申込み後、Zoomウェビナーのリンクをメールでお知らせいたします。
・お申込み時に登録されたメールアドレスでご入場ください。
主催 |
– 株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)
– けいはんなリサーチコンプレックス推進協議会
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共催など |
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事務局 |
- 株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 事業開発室
- E-mail:bdo-event@atr.jp
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