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脳機能計測入門講座2回シリーズ2018.01.17

平成29年度の新規講座として、脳機能計測入門講座:脳へのアプローチを開催します。

けいはんなは、脳科学の最前線で活躍する研究者と、その研究を支える高度な撮像・解析技術を持つ専門家、最先端の計測装置を備える施設の3つの特長が揃う世界有数の研究都市です。この利点を活かし、本シリーズでは、3名の研究者が『脳へのアプローチ』から広がる新たな可能性を解説します。

 

 

チラシPDFはこちら

開催日時 2018年01月17日(水) 18:00 - 19:00
場所

株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)地階01会議室

→詳しくはコチラ

プログラム

 

2017年12月8日(金)

  16:00~17:00 計測解析
 河内山 隆紀 氏
磁気共鳴画像法(MRI)は、脳構造の可視化だけでなく機能的評価にも用いることができる今や脳研究に欠かすことのできない万能な計測法です。本講義では、脳研究に活用するために必要な基礎知識を説明し、新しい撮像技術や解析技術などについても紹介します。
  17:15~18:15 臨床心理
 佐藤 弥 氏
自閉症スペクトラム障害は、非定型の社会的相互作用に特徴づけられる発達障害です。その神経メカニズムは明らかではありません。今回の発表では、構造的・機能的MRIを用いてこの問題を調べた我々の研究を紹介します。
≪見学≫ 18:30~19:00 ATR脳活動イメージングセンタ 3T MRI 装置
2018年1月17日(水)

18:00~19:00 産業応用
 神谷 之康 氏
脳活動パターンから心の状態を解読するブレイン・デコーディング技術は、脳とコンピュータを直接つなぐ情報通信の可能性を拓きました。本講演では、インターネット上の「ビッグデータ」と融合することで、脳情報をコンテンツの評価や生成に利用する技術について紹介します。

登壇者プロフィール

河内山 隆紀 氏
ATR-Promotions 脳活動イメージングセンタ
ATR 脳情報通信総合研究所 研究員

1997年名古屋大学 理学部 物理学科卒業 京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士課程修了。
香川大学 工学部知能機械システム工学科 助手を経て現職。
専門は脳計測科学・脳計測データ解析学 MRI・MEG・EEGといった脳計測装置を用いた脳科学研究において、主として計測法や解析法に関する研究をしている。

 

佐藤 弥 
京都大学こころの未来研究センター 特定准教授
1997年、京都大学教育学部卒業。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。
京都大学霊長類研究所比較認知発達(ベネッセコーポレーション)研究部門助教授、京都大学白眉センター特定准教授などを経て現職。専門は、実験心理学・認知神経科学。心理実験・fMRI・MEGといった手法を用いて、感情および社会的コミュニケーションの認知神経メカニズムを研究している。

 

神谷 之康 氏
ATR 脳情報通信総合研究所 脳情報研究所神経情報学研究室 客員室長
京都大学情報学研究科 教授

1970年奈良県生まれ。東京大学教養学部卒業。カリフォルニア工科大学でPh.D.取得後、ハーバード大学、プリンストン大学を経て2004年からATR脳情報研究所に所属。
2015年から京都大学大学院情報学研究科・教授 (ATR脳情報研究所・神経情報学研究室・客員室長)
機械学習を用いて脳信号を解読する脳情報デコーディング技術のパイオニア。
ヒトの脳から視覚イメージや夢を解読することに世界で初めて成功した。SCIENTIFIC AMERICAN誌「科学技術に貢献した50人」(2005年)、日本学術振興会賞(2014年)等受賞多数。

参加費

無料

対象 一般
参加資格・条件 特になし
申込締切 2018年01月15日
定員 各回30名

参加にあたっての注意事項

イベント後の情報発信のため写真・動画を撮影します。また、メディアの取材を受けることがあります。これらの写真・動画に参加者の肖像等が映り込む可能性に同意した上で、ご参加ください。
主催

けいはんなリサーチコンプレックス

「けいはんなリサーチコンプレックス」は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム」の実施拠点です。
事務局
  • けいはんなリサーチコンプレックス事業
    同志社大学 研究開発推進機構
  • E-mail:hr-dev@keihanna-rc.jp
  • TEL:0774-65-6223

申込み締切日

第1回:2017年12月6日(水)

第2回:2018年1月17日(水)