~脳の健康管理指標BHQ(Brain Healthcare Quotient)を用いた研究と産業応用~
脳科学研究は、十数年前から欧米で医療や軍事分野への応用が始まりました。日本でも、脳の健康へと活かす取組みが行われ、研究開発だけでなく効果を評価するための脳の健康管理指標『BHQ(Brain Healthcare Quotient)』を国際標準化し、その活用が始まっています。1例として、対話ロボットとの対話が健康にもたらす効果を情報理論やBHQを用いて評価・検証する研究があります。本セミナーではBHQを用いた脳科学の産業応用や脳ロボティクス研究に取り組む専門家をお招きし、脳に良いライフスタイルの提案や製品/サービスの開発取組み、脳に対する対話ロボットの効果について皆さんと議論します。
開催日時 |
2019年11月27日(水) 14:00 - 16:00 |
場所 |
株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)大会議室
京都府相楽郡精華町光台2丁目2-2
https://www.atr.jp/map_etc/access_j.html
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プログラム |
- 14:00-14:20
- けいはんなRCご挨拶
- 中嶋 淳策氏(ATR事業開発室担当部長・けいはんなRC/イノベーションハブ推進サブリーダ)
- <講演>
- 14:20-15:20
- 「BHQを用いた脳産業エコシステムの構築」
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山川 義徳氏(NTTデータ経営研究所 情報未来イノベーション本部先端技術戦略ユニット シニアマネージャー(前内閣府ImPACTプログラム プログラムマネージャー))
- 15:20-15:40
- 「対話ロボットとの対話がもたらす脳への健康効果」
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住岡 英信氏(ATR石黒浩特別研究所存在感メディア研究グループグループリーダ)
- 15:40-16:00
- 交流会・ネットワーキング
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登壇者プロフィール |
山川 義徳氏
(NTTデータ経営研究所 情報未来イノベーション本部先端技術戦略ユニット シニアマネージャー(前内閣府ImPACTプログラム プログラムマネージャー))
2000年京都大学理学研究科修了。同年より日本電気株式会社インターネット事業戦略室、経営企画部にて新規事業開発・M&A等に従事。2008年京都大学大学院人間・環境学研究科修了博士(人間・環境学)。2008年より京都大学情報学研究科GCOE助教にてサービス・イノベーション及びニューロエコノミクスに関する研究・教育に従事。2010年よりNTTデータ経営研究所ニューロマネジメント室長にて脳科学を用いた経営コンサルティングに従事。2014年より内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)プログラムマネージャー。
2019年より NTTデータ経営研究所情報未来イノベーション本部にてサイエンスのビジネス化に向けたコンサルティングに従事。その他、ImPACTの社会展開を担う一般社団法人ブレインインパクト理事長。また、東京工業大学科学技術創成研究院バイオインターフェース研究ユニット特定教授、京都大学産官学連携本部産業創出学共同研究部門客員教授を兼務。
住岡 英信氏
(ATR石黒浩特別研究所存在感メディア研究グループグループリーダ)
2008年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。工学博士。2008年より日本学術振興会特別研究員(DC2)、2009年よりスイス、チューリッヒ大学シニアアシスタントを経て、2012年よりATR石黒浩特別研究室の研究員となる。現在、ATR石黒浩特別研究所存在感メディア研究グループグループリーダ。2014年より神戸大学大学院国際文化学研究科客員准教授、2017年より大阪大学大学院基礎工学研究科招聘准教授を兼任。人の存在感を持つミニマムロボットシステムの研究開発、触覚に注目した人間とロボットの相互作用、対話ロボットによる高齢者支援,神経内分泌系に注目したロボットの評価に興味を持つ。
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参加費 |
無料
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対象 |
一般 |
参加資格・条件 |
特になし |
申込締切 |
2019年11月26日 17:00 |
定員 |
70名 |
参加にあたっての注意事項
イベント後の情報発信のため写真・動画を撮影します。また、メディアの取材を受けることがあります。これらの写真・動画に参加者の肖像等が映り込む可能性に同意した上で、ご参加ください。
主催 |
けいはんなリサーチコンプレックス
「けいはんなリサーチコンプレックス」は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム」の実施拠点です。
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事務局 |
- (株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 事業開発室
- E-mail:rc-atr@atr.jp
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