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4月3日(火)、「ERA特別プログラム報告会～グローバルアクセラレーションプログラム～」を開催しました。「ERA特別プログラム」は、けいはんなRCがニューヨーク市最大級のアクセラレータEntrepreneurs Roundtable Accelerator(ERA)と連携して推進するグローバルアクセラレーションプログラムの2017年度の集大成です。報告会には、ニューヨークで実際に特別プログラムを受講後、100名近い現地投資家を前にピッチをした㈱Keigan、㈱パシフィックウエーブ、㈱ミューの代表3名が登壇しました。厳しいメンタリングで磨きをかけたピッチやERAでの経験を元にしたパネルディスカッションを行い、参加者の皆さんとERA 特別プログラムの成果を共有できる場となりました。

けいはんなRCのグローバルアクセラレーションプログラム

ERA特別プログラムとは、今年の1月に開催したビジネスピッチコンテスト「Keihanna　Venture Championship (KVeCS) 」のグランドフィナーレで選抜されたベンチャー・スタートアップを対象にした短期集中型メンタリングプログラムです。報告会の冒頭では、ニューヨークでのプログラム受講やマッチングの様子、ERAの体制などを、映像を交え紹介しました。

ピッチでは、㈱Keigan・徳田貴司氏、㈱パシフィックウエーブ・田中啓介氏、㈱ミュー・大塚尚武氏が登壇しました。メンタリング後のピッチは、KVeCSグランドフィナーレの時よりもアピールポイントが更に分かりやすく押さえられており、メッセージが伝わりやすくなっていたように感じました。また、3名とも以前にも増して堂々とした声でプレゼンテーションをされており、「ニューヨークでプログラムを乗りきった」という自信がうかがえました。KVeCSグランドフィナーレの審査員からも「現地投資家の心に響く、ストーリー性のあるピッチに進化していた」などの好評価が出ました。

パネルディスカッションでは、登壇者3名とニューヨークに同行した当RC事業化支援リーダ藤本良一氏（日本ベンチャーキャピタル㈱執行役員）を中心に、ERA 特別プログラムを振り返りました。メンター毎に異なるアドバイスに左右され、連日睡眠時間を削ってピッチの準備をしたという苦労話を、ユーモアを交えてお話いただき、会場は時折笑いに包まれました。投資額だけを聞くと華やかですが、競争も相応に厳しいニューヨーク。そこに集まるスタートアップと投資家のエネルギーの大きさに圧倒され、力不足を痛感したそうです。しかしながら、皆さん共通して口に出していたのは「厳しい環境下ではあったものの、大きな気づきを得ることができた」ということ。ピッチの内容を評価してもらえたこと、ニューヨークでの経験を元に海外進出の一歩を踏み出せたことなど、嬉しい話も伺うことができました。

今後ニューヨークだけにとどまらず、スペイン・バルセロナにも繋がりを拡げることが発表されたグローバルアクセラレーションプログラム。ぜひご注目ください。