本イベントは、けいはんなRCが共催するrtFIN2017の関連イベントであるサテライトシンポジウムSatellite symposium on 27th “Human brain dynamics research in connectome era“に連動するイベントです。下記パネリストの多くがサテライトシンポジウムにて講演されます。本イベントでの議論に、皆さまにより深く参加いただき、実り多いものにするため、このサテライトシンポジウムへのご参加もご検討ください。(サテライトシンポジウムのサイトはこちら)
● Prof. Talma Hendler
fMRIに基づいた脳波を家庭の健康機器へ応用するための幅広い研究プログラムをリード。感情経験と、個人的および対人的な動機づけのインセンティブ、ストレス管理(脆弱性と弾力性)の神経相関を扱っています。感情への反応と規制が肉体的、精神的健康と強く関係しており、ニューロフィードバック技術がこの関係性にアクセスする手段であると考えている。
● Prof. Sylvain Baillet
フランス国立科学研究センターにて脳画像グループを率いた後、ウィスコンシン医科大学、ミルウォーキーのFroedtert病院で勤務。現在はモントリオールのマックギル大学McConnell Brain Imaging Centreの所長。開発した脳波・脳磁図データ解析のオープンソースソフトウェア”Brainstorm”は16,000ユーザを有し、MRIを用いた急性脳卒中の評価システムはCE/FDAの認可を受け、世界規模で展開されている。
● Prof. Roberto D. Pascual-Marqui
Cuban Neuroscience CenterのNeurophysics研究室のリーダーを務めた後、チューリヒ大学病院Dietrich Lehmann Brain Mappingラボに勤務。1996年よりチューリヒ大学付属KEY Institute for Brain-Mind Researchにて主任研究員、現在に至る。2010年より関西医科大学、滋賀医科大学の客員教授。脳波計や脳磁計で測定された電気活動を脳アトラス上に描く解析手法であるLORETA解析法の開発者であり、現在は脳機能ダイナミクスの研究に従事。心や認知プロセス、精神疾患等の病的状態の解明を目指している。