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2018.10.19

The Cutting Edge!レポート

大学・研究機関の研究内容や、研究が目指す未来像などを広く紹介する「カッティングエッジ」という公開セミナーを実施しており、今回から「けいはんなリサーチコンプレックス事業」と「同志社・けいはんな産学交流会事業」との合同開催とした。「生命現象へのあらたな技術アプローチ」というテーマで、ハイデルベルグ大学・京都大学の田中求教授と、同志社大学の吉川研一教授の2件の講演を実施いただいた。また、「けいはんな研究シーズ発表会」として、大学院生を中心としたホットな研究トピックスのポスター発表を行い、参加者との交流を深めるとともに各研究分野での掘り下げた議論を行った。

【講演1】物理で病気を診断する-先攻医療への展望
(ハイデルベルグ大学・京都大学 田中求教授)
ドイツと日本で著名な研究者の田中教授より、従来の物理学と医学と融合した新たな学術領域としての「医学物理」の創出について講演いただいた。ひとつの事例として、ヒト角膜内皮再生での移植細胞を物理的な計測・解析技術を用いて管理し、再生角膜の予後診断に応用した。今後、物理的な数値指標による診断として、先攻医療への可能性を追求していく。
【講演2】生物ができるのにヒトにはできないこと:生命に学ぶ未踏技術
(同志社大学 吉川研一教授)
生命現象として細胞レベルで起こる現象を、物理的に形成したミクロな粒子や細胞サイズのゲルなどで観測した。実験室での物体の運動をミクロサイズの微小粒子にすることで、熱的に自己振動や自己回転などの現象が発現することを確認した。このようなミクロ粒子の研究は、遺伝子細胞やiPS細胞などに応用する可能性が示唆された。
【けいはんな研究シーズ発表会(ポスター発表交流会)】
京都大学・ハイデルベルグ大学:2件、同志社大学:6件、セビリア大学:1件のポスター発表を実施した。アカデミア以外に企業の方も多く参加し、多様なテーマについて、コーヒーブレークでのフランクな雰囲気の中でも熱心な質疑応答と議論が深められた。

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