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第13回「大学リレーセミナー」(協力)2018.03.15

(公財)京都産業21では、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)におきまして、入居企業、けいはんな学研都市に立地する研究機関や企業、支援機関の方々にも参加していただき、研究内容や事業内容などの事例紹介、外部講師による話題提供などの相互交流の場づくりを進めています。今回のテーマは、「認知症克服へ向けた脳の基礎研究とその展望」です。

このイベントはけいはんなリサーチコンプレックスの協力イベントです。

開催日時 -
プログラム

第1部:「ダウン症の精神遅滞や認知機能障害の治療は可能か!?」

ヒトの常染色体は22対44本。両親からそれぞれ一本ずつ受け継ぎ対をなします。しかし、ある染色体が3本となることがあり、21番目が3本となった場合はダウン症と称される疾患が発症します。他の遺伝子疾患と比べても患者数が非常に多いダウン症は、日本でも700人に一人の割合で出生しており、その症状は特徴的な扁平な顔や精神遅滞をはじめ多岐にわたります。近年、ダウン症患者さんの平均寿命が延びていますが、多くのかたが40代という若い年齢でアルツハイマー様認知症を患い、育児と介護、知的障害と認知症という二つの側面で新たな臨床問題が生まれています。我々は、ダウン症モデル動物を用いて精神遅滞と認知機能障害のメカニズムを研究し、治療法の確立を目指しています。本セミナーでは、我々の研究成果を紹介し、ダウン症の治療の可能性について皆さんと考えたいと思います。

 

●講師:講師:石原 慶一 先生(京都薬科大学 病態薬科学系 病態生化学分野 講師)

 


 

第2部:「脳の免疫がアルツハイマー病克服のガキを握る!?」

脳の免疫細胞が脳科学の分野で大変注目されています。 その正体は脳内に常在する‘ミクログリア’と呼ばれる細胞。この細胞は脳形成や発達に積極的に関わり、生涯を通じて脳を監視し、環境の修復に働くこともわかってきました。しかし、この細胞が作られるチャンスは生まれてくる前の一回限り。その後はミクログリアも身体とともに老化していきます。老化を最大の危険因子とするアルツハイマー病にも、ミクログリアの老化(脳免疫の機能不全)が深く関与するのではないかと考えられ始めました。では、必要な時に必要なだけ‘うまれたて’のミクログリアを作り出す技術は、アルツハイマー病治療にも活かされるのではないでしょうか。アルツハイマー病治療の現状を踏まえ、次世代治療としての細胞治療戦略についてお話し、皆さんと実用化に向けて乗り越えるべきハードルとその克服について考えたいと思います。

 

●講師:高田 和幸 先生(京都薬科大学 生命薬科学系 病態生理学分野 准教授)

 

いずれも、お話 45分を予定。その後、実用化のために乗り越えるべきハードルや課題などについてフロアを交えての総合意見交換 30分を予定。

申込締切 2018年3月8日

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